なかなか変化や成果が出ないなぁと焦る時
自分には「こうしたい!」とか「こうなりたい!」という希望やビジョンがあって、それを達成するための行動も起こしているのに、なかなか思うような変化が現れない時、皆さんはどんな気持ちになりますか?
・まあ、ゆっくり腰を落ち着けて少しずつ変化していこう
・やっている方向性は合っているはずだから大丈夫
・その内自分にベストなタイミングで変化していくと思う
・流れに身を任せよう
と、こんな落ち着いた心境ならばストレスにならず、そのままで良いと思うのですが
・行動は起こしているのになかなか変化せず、焦る気持ちばかりが募る
・これで良いのか不安になってきた
・好きな事をやっているのに楽しめなくなってきた
こんな気持ちになってしまったら、その方向性が合っていたとしても心がツライですよね。
「楽しんでやりましょう!」とよく言うけれど、それが出来る人はやっぱりそのコツを知っている訳で、全員が自分の心をそんなにポジティブに持っていける訳じゃない、と思うのです。
そして、私もよく焦ってしまいモヤモヤする事があるのですが、そんな時に心がけている事は
・前ばかりを見るのではなく、後ろ(過去)を振り返る
という事です。
もう自分のなりたい姿や変化したい環境がハッキリしている段階の人は、どうしても前(未来)ばかり見てしまいませんか?
私の場合は、望む未来が明確になってきた段階では、ワクワクの気持ちや腑に落ちてスッキリの気持ちなどと共に、その今の自分の頭の中に見えている将来の自分の姿と、現在の自分の姿とのギャップに焦りと混乱を感じる事がよくあります。
「何年後に変化する」とまでは見えていないので、余計に焦るのです。
で、そんな時に意識しているのは
「過去を振り返る」という事
半年前の自分・1年前の自分・3年前の自分・5年前の自分
私は日記は付けていないので、頭の中で、
・過去の自分が何をしていたか?
・その時の気持ちはどうだったか?
などを振り返ります。
そうすると、思っていたよりも過去の自分と現在の自分では気持ちも環境も変化している事に気付いたのです。
・ああ、少しずつ変化していたんだなあ
・思っていたよりも割りと着実に事は進んでいたんだなあ
・爆発的な環境の変化は無いけれど、地に足着いている感じはするなあ
・気持ちはずっとブレていないなあ
など、過去を振り返ると、自分を労いたい気持ちになったのです。
未来ばかり見て望みばかり意識してしまうと、「今すぐ何でも望みは手に入れたいクレクレ星人」になってしまい、ここまで歩いてきた日々を蔑ろにして「足るを知る気持ちを忘れてしまう」のかもしれませんね。
皆さんもたまにはご自分の歩いてきた日々をゆっくりと振り返ってみてはいかがでしょうか?
ご自分が愛おしく思えたり、関わってくれた方々に感謝の気持ちが芽生えるかもしれませんよ。