FAP療法:脳の発作を鎮めて不快な感覚を緩和するワード

FAP療法では自分自身が不快な感覚や感情に囚われてしまっている状態を「脳の発作が起きている状態である」と表します。

私達が普段から抱えているストレスが電流となって何かのキッカケで脳の発作を起こさせてしまうのです。

もちろん電流の元となっている”ストレス”を極力ためないようにしていく事が大切ですが、今回は発作が起きてしまった時の対処ワードをお伝えします。

各ワードは「声に出してつぶやく、又は、心の中で唱える」という事を7回を1セットにして、ご自身の不快な状態が緩和されるまで数セット唱え続けてください。

例えば

「見捨てられる不安」がある時は「人々の優しさ」というワードを7回唱える。

ワードのうしろには「〜の還元」という言葉を付けてください。

7回唱える、を1セットにしてご自身の状態を感じながら不快感が緩和されるまで何セットか唱え続けてみましょう。

ここから先は「不快な状態」と「それを緩和するためのワード」を示しますので普段の生活の中でぜひ取り入れてみてくださいね。

・自分だけみんなと違う、浮いていないかな、変な事言ってしまったかな、という時→「血糖値の調和の還元×7回

・人の気持ちを考えて気になり始めたら→「自分の感覚の解放」の還元×7回

・その場で思っている事が言えない、シフトチェンジをスムーズにしたい時→「自分自身の統合」の還元×7回

・褒められなくて不安、否定されている、馬鹿にされている、と感じる時→「美と真実のバランス」の還元×7回

・他人と自分を比べて不安に襲われた時→「唯我独尊の喜び」の還元×7回

・見捨てないでかまって欲しい時→「人々の優しさ」の還元×7回

・不安から息苦しさを覚えてしまう時、人の気持ちを勝手に想像してしまう時→「基本的信頼感の充足」の還元×7回

・安心感が欲しい時、ありのままでいられない時→「愛される姿」の還元×7回

・仕事や片付けが進まない時、自分の潜在能力を発揮出来ていないと感じる時→「沈着冷静と瞬発力」の還元×7回

・人間関係の不安を解消したい時→「根源の中和」の還元×7回

・無理をしないで痩せたい時→「内分泌の安定」の還元×7回

・お金が無いという不安がある時→「豊かな金持ち」の還元×7回

また随時、他のワードもお伝えしていきます。

実際のカウンセリングではカウンセラーと共にクライアントの状態を確認しながら、よりそのクライアントに合ったワードを選定していきます。