ヒプノセラピー:催眠に入る時の状態とは?

セラピーが始まると、クライアントはセラピストに誘導されて徐々に深い催眠に入っていきます。

(催眠状態と言ってもTVなどの催眠術ショーとは異なるため、意識を失ったりセラピストにコントロールされる訳ではありませんので安心してくださいね。)

姿勢はリラックスしてゆったりと、体の余分な力を抜いて、目を閉じて、呼吸を感じながら。

こうして時間をかけて、セラピストの誘導によって、クライアントは少しずつ催眠に入っていきます。

とても静かな海底にゆっくりゆっくり潜っていくイメージかもしれません。(イメージはクライアントの自由ですから、その時にご自分が感じるイメージで大丈夫ですよ。)

たどり着く先は、ご自身の潜在意識です。

ご自身の潜在意識と繋がって頂くため、セラピストの誘導はゆっくりゆっくり丁寧に行われていきます。

この時のクライアントの意識状態は少しずつ、無意識が50%・意識有りが50%、のような状態になっていきます。

体温が上がっていき、体がポカポカとしてきます。

ちょうど眠りにつく一歩手前のような、とても安らかで気持ちの良い状態です。(この時に本当に眠りについてしまい、意識が無くなってしまった時は、セラピストから静かに起こされます。)

こうして最適な深度まで誘導されて催眠に入っていき、セラピーが始まります。