「頼る」と「依存」のちがい

「頼る」と「依存」は文字にするとだいぶ印象が異なりますが、行動からみるととても似ていて、その行動が「頼る」から「依存」に変化していってしまう事もあるので注意が必要です。

「頼る」・・・

・基本的な自分の考えはあるけどアドバイスがほしい

・自分でもこなせるけど、更にスキルが上の人にお願いしたい

・自分ではどうにもならない事を自覚していて、人からの助けを求めたい

・相手の得意分野が分かっていて、信頼してそれを委ねたい

「依存」・・・

・相手にすべて丸投げ

・自分では考えようとしない

・相手の不得意な分野でもお構いなしに押し付ける

・その依存先が無くなると、自分の精神が不安定になる

「頼る」と「依存」のちがいとは、自分軸があるか無いか、といった所ですかね。

「頼る」は相手を信頼した上で、でも、自分でも責任を持っている行為です。

なので、「頼る」を上手く活用することで、周りとの人間関係も円滑にすることが出来ますよ!

「頼られる側」にとってもそれはうれしい行為なのです。

皆さんも

・頼られてうれしかった

・頼られて得意気になった

・頼られてヤル気になった

など、いい気分になったことはありませんか?

「依存」は無責任な行為に繋がって、自分にとっても相手にとってもうれしい行動ではありませんが、「頼る」はお互いにとってプラスになることがたくさんあります。

相手の得意分野を見極めて、どんどん周りを頼っていきましょう!